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里山との共生
Co-existing with Satoyama
戦後のエネルギー政策の転換により
放置里山の樹木を切る必要がなくなってしまいました。
さらに、高齢化に伴い、里山を管理する職人さんの数が減っています…。
社会変化に伴い、放置里山が増えています…。
田谷の洞窟は里山と共に存在します。
私たちは、洞窟と里山が共生するための活動もしています。
洞窟と里山の関係
Co-Rrelation of TAYA Cave & Satoyama
洞窟と里山の関係
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放置された樹木が成長しすぎて剪定が困難(過成長樹木の処理費が高額)
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台風で木が倒れれば、洞窟に深刻な損傷をもたらす危険性が高い (特に斜面の高木が問題)
里山と地下洞窟の関係
里山の樹木が上に成長すると言う事は、根も下に伸びると言う事になります。この根っこが洞窟まで伸びてくると、根っこを伝って水などが伝って来ます。最も心配しなければいけないのは根っこによる洞壁や天井の破壊です。
従って、洞内の環境基礎調査と里山の環境基礎調査が必要になります。
そこで、本保存活動では、下図に示す多分野にわたる基礎調査を行っています。
基礎調査概要図
Problems of Satoyama
里山の変遷
里山の変遷
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エネルギー転換により、化石燃料や電気へ転換されたことにより、調理や暖房への熱源のために木を切る必要性がなくなった。
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地権者の高齢化に伴い里山管理作業が減少。
出典:国土地理院 地理院地図GIS(電子国土Web)
~ 田谷の里山の変遷 ~
この航空写真から、終戦直後の里山は、ほとんどはげ山状態であることがわかります。現在の里山のほうが森が深く樹高が高いのです… 樹高の高い樹木の伐採・剪定は、1本あたり約100万円ほどかかります…
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