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洞窟を守ってきた里山も守らなければいけません…
その為に、何ができるのでしょうか…?
何から始めればよいのでしょうか…?
私達は、「私達でなければ出来ない事」、「私達が出来る事」から
少しずつ始めるしかないと考えています。
一歩一歩、ゆっくりでもいいから、
出来ることを少しずつ、
里山と地下文化財と地域のために保全活動を始めています…
Co-Rrelation of TAYA Cave & Satoyama
洞窟と里山の関係

里山と地下洞窟の関係
里山の樹木が上に成長すると言う事は、根も下に伸びると言う事になります。この根っこが洞窟まで伸びてくると、根っこを伝って水などが伝って来ます。最も心配しなければいけないのは根っこによる洞壁や天井の破壊です。

従って、洞内の環境基礎調査と里山の環境基礎調査が必要になります。
そこで、本保存活動では、下図に示す多分野にわたる基礎調査を行っています。
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基礎調査概要図
Why need Management of Satoyama ?
なぜ里山保全活動が必要なのか?

里山とは、人里と隣接若しくは共存している、人が管理している山や林の事を言います。
つまり、人工の環境なのです…
里山は、人々に多くの恵みを与えてくれていました。食料、建材、薪などのエネルギーなどなど…
里山は、人の生活空間の一部だったので、自然と樹木の間引きなどの管理がなされてきました…
しかし、近年は放置里山が目立つようになってきました…
里山の傾斜地にそびえる樹木の高さが伸びると、その樹木の重心も高く移動します。
強風が吹けば、樹木が根こそぎ転倒する危険性が高くなり、防災上の問題になります。
また、放置竹林が増えると、地滑りの危険性が高くなり、やはり防災上の問題になります。
だからこそ、里山の保全は人里や小学生の登下校時の安全確保のために必要なのです!
里山保全
地域防災(減災)
Problems of Satoyama
里山の抱える問題
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エネルギー転換による里山樹木の伐採・剪定の減少(化石燃料から電気へ転換されたことにより、木を切る必要性がなくなった)
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地権者の高齢化に伴い管理作業が減少
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放置された樹木の過成長(成長しすぎて剪定が困難・委託費が高額)
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台風で木が倒れれば、洞窟に深刻な損傷の危険性が高い (特に斜面の高木が問題)

出典:国土地理院 地理院地図GIS(電子国土Web)
~ 田谷の里山の変遷 ~
この航空写真から、終戦直後の里山は、ほとんどはげ山状態であることがわかります。現在の里山のほうが森が深く樹高が高いのです… 樹高の高い樹木の伐採・剪定は、1本あたり約100万円ほどかかります…
Detail's of Satoyama Management
保全活動の内容

"Measurement of Diameter of All Trees" to know the satoyama
まずは、この里山にはどんな種類の木が何本あるのか? 樹径・樹高は? その位置は?
などなど、里山の植生を知るための、「毎木調査」が必要です !!
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研究者・専門家の協力者を募集中です!!
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調査資機材などの購入費の確保が必要です!!
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そして、調査ボランティアを募集中です!!
詳細は、「環境基礎調査」のページへ !
Tree management, pruning and logging
Under Preparation
~現在準備中!!~
毎木調査で確認できた問題のある高木の伐採・剪定を検討します…しかし、とても高額費用が必要です。
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高木の伐採・剪定費用の確保!!
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